昨日の2019年5月25日、世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害(Gaming disorder)」を正式に「疾患(しっかん・病気のこと)」であることを認定しました。
この取り決めに関して、かつては最優先はゲーム、1日20時間ほどゲームをしておりゲーム障害の可能性があった僕が思うことを記事にします。
ゲーム障害の対策についても記載しています。
WHO、ゲーム障害を新依存症に認定
この度、ゲーム障害が正式に新依存症として世界保健機関(WHO)に認定されました。
これにより、アルコールやタバコ等の依存症と同様の「疾患」として扱われることになります。
ゲーム障害に該当するのは、以下の3つの条件が1年以上該当する場合となります。
・ゲームをする時間や頻度を自分でコントロールできない
・日常生活で何よりもゲームを優先させる
・生活に問題が起きてもゲームを続け、エスカレートさせる。
新疾病分類は2022年1月から施行されるということです。
1日20時間ゲームをしていた僕が思うこと
かつて僕は大学時代に1日20時間以上ゲームをしていたこともあり、最優先はゲームで大学を中退しています。
その僕が思うこととしては、ゲーム障害が疾患として認められて良かったと思っています。
「ゲーム障害」の恐ろしさは、なったことがない人にはわからないと思います。
正直な所、仕事や学校が終わってゲーム漬けくらいでは「ゲーム障害」には該当しませんので、なったことがある人の苦しみを理解するのは難しいでしょう。
学校や仕事にいく時点で「日常生活で何よりもゲームを優先させる」には該当していないですからね。
僕は何よりもゲーム優先でした。
大学を辞めてゲーム漬けの日々をおくりました。
学校や仕事にいかずに1年間も1日中ゲームをしていると、頭の中が本当におかしくなります。
家に引き篭もるのは本当にヤバイです。
感情が乱れてイライラするようになりますし、体力も落ち、他のことはどうでも良くなります。
そして、モヤモヤした中でゲームをしているので、正直な所、篭っていた時代のゲームの内容はあまり覚えていません。
こういう意味では、現在、携帯ゲームが普及して外に出てゲームをするようになった人が増えていることは非常に喜ばしいです。
ポケモンGOとか良いですよね。
ほんと、外で日を浴びたり、風を感じるなど自然に触れながらゲームをするだけでも全然違いますよ。
さて、話を戻して、ゲーム障害で厄介なのは、ゲーム障害は自分が該当しても絶対に自分はそうではないと思い込むことです。
僕は3年くらい「ゲーム障害」に該当していましたが、他の疾患同様に体に支障がきてから気がつきました。
ゲーム障害チェックと対策
1度、ゲーム障害に該当するまでゲームをやってみると、その恐ろしさがわかると思いますが、皆さんが思う以上に苦しみがあるので、ならないためにチェックと対策を記載します。

それらを記載した記事がありますので、良かったら上記事をご覧ください。
ゲーム障害の対策として個人的なおススメは運動(ジョギングでも良い)やブログ、Youtube等の編集作業でゲーム以外の時間をつくることです。
外にいくキッカケがなかったら動物、例えば、犬の散歩などは非常に良いです。
最後に
ゲーム障害が話題ですがここで誰もがウッとなる画像を見てみましょう pic.twitter.com/oUQoLZCXSS
— カーネル (@dqb_kernel) May 25, 2019
同じような人がたくさんいらっしゃると思いますが、自分に当てはめると、こうなるのではないかと思います。#ゲーム障害 pic.twitter.com/cRbKJrMsmW
— 近藤 顕彦【 ⋈ 】ミクさん大好き(コミケ2日目12/31金・東Q27b) (@akihikokondosk) May 26, 2019
依存症等の疾患はゲームだけではなく、様々なことで起こりえます。
上の変換などを見ると、何でも該当してしまうとも言えます。
ただ、僕は「ゲーム障害」が疾患として認められて本当に良かったと思っています。
ゲームは大好きですが、あの時の状態には戻りたくはありません。
それくらいゲーム障害になると精神的に辛いです。
依存症はわかっていても止められないのです。
だから病気扱いは嫌なのですが、病気として止めてくれることは嬉しかったりします。
恐らく、ゲーム障害が疾患として扱われることで早期に救われる人が増えるはずです。