任天堂スイッチソフトのブレワイこと「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」をクリアしたのでレビューします。
本作は、原神というオンラインゲームがリスペクトしていることを知り、プレイするキッカケになりました。
ゼルダシリーズは、過去にプレイ経験がほとんどなく、ほぼ初めての状態でプレイしましたが、多くのゲームファンがリスペクトするのも納得の神ゲーでした。
レビュー総合評価点
93/100点満点
僕はゼルダシリーズに関しては、ほとんど手を付けたことはありません。
実際、今作のゼルダの伝説ブレスオブワイルドが初プレイと述べても良いほどです。
そもそもプレイしたキッカケも人気ゲームの「原神」というゲームをプレイしていて、その開発陣が「ゼルダの伝説ブレイスオブワイルド」を非常にリスペクトしているという記事を見たからです。
記事を見て「めちゃくちゃリスペクト(尊敬)しているやん!それならやってみるか!」という軽いノリで始めました。
実際にプレイを始めた際、「あれ?これ原神そっくりじゃない!?」と思うほどゼルダと原神は似ていました。
本当は逆に原神がゼルダを真似たのですが(笑)
現在、原神だけではなく、多くのゲームファンや開発者までもゼルダシリーズをリスペクトしています。
それに違わぬ素晴らしい作品であると感じました。
その素晴らしさなどを下記で記載していきます。
ゲームの世界観と自由度、やりこみ
広大なオープンワールドが特徴で、その自由度の高さが魅力です。
プレイヤーはリンクとなって、ハイラル王国を自由に探検できます。
どこに行っても、何をしてもプレイヤー次第。
まさに絶対的な自由を感じられるゲームです。
マップを見ると、達成率が表示されます。(上画像左下赤枠)
ラスボスをストーリーをクリアした際のコンプ率はたった18%でした。
プレイ時間は、約100時間ほどです。
かなり寄り道をしたつもりですが、あまりのコンプ率の少なさに驚きました。
▲ めちゃくちゃ高い塔にいくこともできます。
ゼルダはマップ自体は、スカイリム並で標準のオープンワールドのゲームよりは少し広いかなとという感じです。
しかし、上下(高低)差が他の一般的なオープンワールドに比べると幅広く感じました。
▲各地の至る所にいるコログ。コログの実という集めるとちょっといいことがあります。こんなところにもいるのかー!という感じでありとあらゆる所にいますので、広い世界の冒険がより楽しくなります。
宝箱なども豊富でトレジャーハントの血が騒ぎます。
とにかく様々な仕掛けが豊富で、思わず隅から隅まで捜索したくなるような魅力が満載です!
アイテムや能力の獲得による冒険の進行
ゲーム内では、様々なアイテムや能力を獲得していくことで、冒険が進行します。
これらのアイテムや能力は、ゲーム内の様々な場所で手に入れることができ、プレイヤーの好みやプレイスタイルに合わせて使い分けることが可能です。
これにより、自分だけの冒険を楽しむことができます。
例えば、ほぼ全ての武器、弓、盾は使い続けていると破壊、2度と元には戻りません。
一部の武器は修復できますが、なおるまで時間がかかったり、素材などを集めるなど手間があります。
また、特定のエリアでは、天候が悪くなると雷雨が起こり、金属装備を装備していると雷が落ちやすく危険になります。
よって、常に同じ最強の武器や防具などではなく、様々なエリアや敵によって使い分ける楽しさを感じました。
ガノン戦の途中からある無敵の解除方法は他に何かあったんだろうけど、ダルケルの守りで解除する以外はわからずめっちゃ時間かかったw
リキャはよwという感じでした。 pic.twitter.com/N2PaIPU4DP
— エノタカ (@enotakagame) April 19, 2023
ゲームで獲得できる能力「ダルケルの護り」
発動回数やクールタイムがありますが、非常に強力!
こういう能力を獲得していくのも魅力です。
個人的に印象深かったのは、シーカーストーンというアイテムです。
これは、爆弾を仕掛けたり、何かをくっつけたり、固めたり、氷を作成したりと様々なことができます。
川に浮かんでいる宝箱。
普通だと調べられずに取れないのですが、、、
シーカーストーンで氷をつくりだして、浮かび上がらせます。
すると、宝箱の中身を取ることができました!
バトル
バトルに関しては、先ほど述べたように天候や武器等の耐久などがあり、工夫をして戦う楽しさがあります。
また、個人的には、カメラワークの急展開が気になりました。
ダークソウルのようなハイスピードでサクサクとスムーズに動く感じではなく、急に視点が切り替わる感じがあり、慣れるまで少し戸惑いました。
ティアーズ オブ ザ キングダムの発売日まであと50日かな?
未クリアなので前作を最初から再開!
とりあえず開始から2時間、盾以外の防具がないw#ゼルダの伝説 #BreathoftheWild pic.twitter.com/3JN2JqbVdh
— エノタカ (@enotakagame) March 23, 2023
地形や自然のものを使って敵を倒す工夫も可能でやり方によっては敵を楽に倒すことができます。
こういうのも知的好奇心をくすぐられて楽しかったですね。
謎解き
▲ハイラル各地で見られる祠(ほこ))。クリアできなくてもワープポイントになるので見つけたら積極的に開放しよう!
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」には、様々な謎解きや戦闘が用意されています。
これらのバリエーション豊かな謎解きや戦闘を楽しみながら、プレイヤーは自然と冒険心をくすぐられます。
また、自分の力量や知恵を試すことができるのも魅力の一つです。
今作の代表的な「祠(ほこら)」の謎解き。
マップ内には、様々な祠があり、謎解きやバトルなどがあります。
攻略方法は1つだけではなく、様々な方法があり面白かったですね。
ゲーム内のストーリー世界とのコミュニケーション
ハイラル王国には、個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。
彼らとの会話やイベントを通じて、物語や世界観が深まります。
主なキャラクターは、声優陣が物語をより盛り上げてくれます。
ゼルダの場合は、完全フルボイスというわけではなく、セリフなども要所要所で、要点がつかみにくい迷わせるような長い会話が少ない感覚はありました。
また、キャラクターたちと協力してクエストを進めたり、彼らから新たな情報を得ることで、新しい発見や冒険のヒントが見つかります。
魅力的なグラフィック
ハイラルの美しい自然風景や緻密な建築物(グラフィック)が魅力的です。
これらのグラフィックにより、ゲーム内の世界がよりリアルで魅力的に感じられます。
なお、本作品の最高画質は、フルHD(1920×1080ピクセル)でプレイできます。
BGM
ゲーム内で流れる音楽は、冒険心をくすぐるだけでなく、感動的なシーンや緊張感のある戦闘にもマッチしています。
基本的には、環境音を中心とした曲が多く、宮崎アニメっぽさも感じました。
尺八?っぽい和の雰囲気もある曲があったのも印象的でしたね。
なお、作曲者は、片岡真央、岩田恭明、若井淑、安田拓朗、田村理遊、阿部壮志さんらが中心です。
ゲームの難易度とチャレンジ
初心者から上級者まで楽しめるようなバランスが絶妙に調整されているなと感じました。
実際、ゲームの序盤では、簡単な謎解きや戦闘を通じてゲームの基本操作やシステムを学ぶことができます。
しかし、中盤以降は徐々に難易度が上がっていくため、上級者も飽きずに楽しむことができます。
これにより、幅広い層のゲーマーに対応しており、多くの人々に愛される理由の一つなのかな?と思いました。
難易度的には、スタミナやハート(体力)を上げ、強い装備などを揃えれば楽な部類に入ります。
しかし、何もなければ同じ敵でも倒すことが難しくなります。
例えば、各地のボスクラスは何も強化せず装備も弱ければワンパン(一撃)で倒されます。
つまり、ユーザー次第で難易度を大幅に変更できる点も魅力的です。
ただし、ゲームそのものの難易度を変えるには、DLC「エキスパンションパス」を購入するしかありません。
敵のHPや攻撃力が大幅に増強された高難度「マスターモード」がプレイできます。
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 【Nintendo Switch】+ エキスパンション・パス セット|オンラインコ...
始めから高難易度モードに挑戦したい方は、ソフト+エキスパンションパス付のものをあらかじめ購入すると良いでしょう。
もちろん、エキスパンションパスのみのものもあり、通常版で難易度が物足りないと感じたら追加でそちらを購入するのも良いでしょう。
エキスパンションパスは難易度変更以外にも様々なオリジナルコンテンツが含まれています。
ゲームの基本情報
タイトル | ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド |
対応ハード | Nintendo Switch、Wii U |
ジャンル | オープンワールドアクションアドベンチャーゲーム |
開発・販売元 | 任天堂 |
発売日 | 2017年3月3日 |
公式サイト | https://www.nintendo.co.jp/zelda/botw/index.html |
最後に
以上のように、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、オープンワールドの自由度やアイテムや能力の獲得、バリエーション豊かな謎解きや戦闘、ゲーム内の世界とのコミュニケーション、グラフィックと音楽の魅力などが絶妙に絡み合って、冒険心をくすぐる絶対的な自由を味わえる作品だと感じました。
卑猥(ひわい)な表現もなく、試行錯誤が楽しく、知的好奇心がくすぐられる点で小さなお子さんにもおススメできる老若男女が楽しめる作品だと自信をもって言えます。
ゼルダを良く知らない人でも任天堂スイッチやWill Uをお持ちの方は1度は遊んでみたい作品です。