ゲームのアカウント登録時のメールアドレスについて、捨てアカウント(捨てメアド)について記事にします。
捨てメアドとは?
捨てメアドとは、いつも使っているメールアドレスとは別のいつでも捨てることが可能なメールアドレスのことです。
例えば、作成して数時間~約30日後に自動的に消えるメールアドレスなどがあり、アドレスの使用期間に制限があることが特徴的です。
「捨てメアド作成」などと検索すると、使い捨てができるメールアドレスを作成してくれるサイトが数多く出てきます。
捨てメアド、なぜ利用される?
ゲーム、特にオンラインゲームを遊ぶ際や、オンライン上のゲームショップを利用する際にはメールアドレスを登録してアカウントを作成することが一般的です。
TwitterやFacebookなどのSNSアカウントを利用して登録できるものも多いですが、そのSNSもメールアドレスを使用して登録します。
しかし、近年、メールアドレスとそのパスワードが流出、個人情報漏洩が問題になっています。
流出すると大量の迷惑メールが届いたり、アカウントが悪用されて身に覚えのない買い物がされたという被害を受けることもあります。
よって、個人情報漏洩を防ぐため、捨てメアドの利用者が増えています。
また、小さい子供用のアカウントや、よくわからない運営会社のゲームへのお試し登録、初回リセマラ(リセットマラソン)を何度もやり直すために捨てメアドを使用する人もいます。
危険性あり!期限のある捨てメアドはおススメできない
捨てメアドは情報漏洩を防ぐ理由としては有効かもしれません。
しかし、利用制限期間がある捨てメアドのおススメできません。
なぜなら、捨てメアドサイトで作成されたような自動でプログラムされたアドレスは、スパムに利用されていることが多いからです。
ですから、ゲームによっては利用規約に反し、登録すらできません。
また、使用制限期間があり使えなくなったメールアドレスは不便です。
例えば、任天堂のアカウントだとパスワードを忘れた際、登録メールアドレスでメールを受信出来る必要があります。
その時にメールアドレスが使用できないと新しくアカウントを作り直す必要が出てきます。
またゲーム購入特典などを受け取れないことがあります。
例えば、任天堂ショップで購入した「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」のゲーム購入特典コードは登録メールアドレスに送られて来ます。
メールアドレスが消えていれば受け取ることはできません。
個人的には、捨てメアドの使用はおススメできません。
しかし、仮に何らかの事情で使わざろう得ない場合は、メールアドレス消失前にメールアドレスを変更することをお忘れなく。
ゲーム専用フリーアカウントを作成へ
とはいえ、ネット上のサービスを使っている以上、個人情報流出の可能性はゼロではありません。
仕事や学校生活とは別のゲーム専用のフリーアカウントを作成して長く使う事を推奨します。
基本的にはYahooやGmail等の大手が良いでしょう。
Gmailでリセマラなどで複数のアカウントをつくりたい場合は、エイリアス設定をするとアカウントを1つ1つ登録する必要がなくなるので便利です。
やり方は、Gmailアドレスを複数作成するためのエイリアス設定方法などをご覧下さい。
また、万が一、情報漏洩しても再取得が容易。
新しくアカウントをつくりなおせば良いです。
普段使用しているメールアドレスとは違うため、ある意味、こちらも捨てメアドになります。
しかし、期限がなく長く使っていくという意味では、捨てメアドと異なってきます。
捨てメアドを安全に使うために知っておくべきこと
使い捨てメールアドレスを安全に使うためには以下のことを知っておくと良いですね。
1.パスワードは安全なものに設定:
使い捨てメールアドレスには、重要な情報やアカウントをリンクすることがあります。
安全なパスワードを設定で、ハッキングからアカウント保護ができます。
2.個人情報は使わない
使い捨てメールアドレスには、個人情報を含めないように注意します。
個人情報が漏洩した場合、個人情報保護法に違反する可能性もあります。
3.スパムメールはブロック
使い捨てメールアドレスを使うと、スパムメールが増加する可能性があります。
スパムメールをブロックするために、フィルタリング機能やブロックリストを使うと良いです。
ちなみにGmailでのフィルタリングのやり方は、グーグル公式のメールのフィルタルールを作成するをご覧下さい。
4.使い捨てメールアドレスは適切な目的で使用する
使い捨てメールアドレスは、個人情報や重要なアカウントをリンクすることなく、サインアップやマーケティングキャンペーンなどの適切な目的に使います。
これらのポイントを守ることで、使い捨てメールアドレスを安全に使うことができます。
なお、別アカウントをつくることで課金アイテムが反映されない可能性もあるなどリスクがあることはご理解ください。