近年、3DSやVitaなど小型ゲーム機は凄まじい勢いで進化しています。
そんな中、小型ゲーム機でありながらミドルレンジクラスのノートパソコンとほとんど変わらない性能と使い勝手を持つPCゲームに革新をもたらす「SMACH Z」 の開発がついに成功し、先日、技術面での開発が完了したとの情報が公開されました!!
今後の大量生産に向け、ハード面での準備段階へと突入するとのことです。
※発売日は未定です。
ポータブルゲーミングPC「SMACHZ」
開発された「SMACH Z」はポータブルゲーミングPCです。ポータブルとは「携帯用」という意味になります。
この「SMACH Z」は2016年、アメリカのクラウドファンディングサイトであるKickstarterとIndiegogoで合計1億3000万円以上の支援金を集め、大きな注目を浴びた高性能ゲーミングPCです。日本のゲームファンには、発売を今か今かと待ち望んでいた方も多かった模様です。
6インチ(15cm)の高解像度のタッチスクリーン、AMD Ryzen、AMD Radeon Vega 8グラフィックスを搭載した高性能端末となる模様。また、WindowsなどPC用ソフトウェアがインストール可能となっています。
ちなみにPSVitaのタッチスクリーンは5インチなので、少し大き目の携帯機になります。しかし、それでもVitaとあまりかわらない大きさでゲーム機でありながらミドルレンジクラスのノートパソコンとほとんど変わらない性能と使い勝手もその特徴です。
また、ゲームだけでなく、インターネットの利用や音楽の再生、動画の閲覧なども可能になっています。
クラウドファンディングの成功以降、時間をかけて製品設計を重ねてきたSMACH Z。9月には開発スタッフが来日、幕張メッセで開催されたTOKYO GAME SHOW 2018に出展、日本市場への大きな期待を表していました。
APUにAMDのRyzenを、グラフィックに統一型のRadeon Vega 8を使用。デバイス前面には6インチの高解像度タッチスクリーンとビデオ通話が可能なフロントカメラを搭載したハイスペックモデルになっており、 Windows やLinux OSといったソフトウェアをインストールすれば SteamやGOG, Origin などのPCゲーム配信プラットフォームを使ってどこでもPCゲームをプレイ可能ということです。
ゲームをプレイ時のバッテリーの持続時間は2~7時間。充電が切れてもたった45分でフルチャージが可能なため、すぐにまた使うことができます。
現在「SMACH Z」は部品の製造や配送を実行中とのこと。大量生産に向け着々と準備をすすめられています。
手のひらサイズのWindowsパソコン、GPD Win等がありますが、性能はそれほど高くなく古いゲームならストレスなく動くかなという印象でした。
技術の進歩は本当に凄いですね。「SMACH Z」は、ミドルクラスのノートパソコンと同程度になるということで非常に楽しみですね。よりPCゲームが身近になってくると思います!