現在、モンスターハンターワールドにはPlayStation4版とSTEAM(pc)版があります。
そこで、本日は両者の違いについて記事にしていきたいと思います。
モンスターハンターワールド、PS4版とPC(STEAM)版の違い
PS4版とPC版との違いについて記事にします。
画質について(解像度など)
画質にこだわるならPC版がおススメです。
PC版とPS4版の比較動画がありましたが、武器の質感などが変わってきます。
PS4版の解像度は1080pに対応(PS4 Proは4Kに対応)
「1080p」
1920×1080(207万3600画素)
「4K」はさらに高くなります。
3,840×2,160(829万4,400画素)
解像度とは、画像の精細さを表す尺度のことで大きいほど繊細になります。
fpsとは、フレームレートのことで、数値が大きいほど動画が「なめらか」になります。
基本的にPS4のフレームレートは30fpsですが、PS4Pro版にすると最大で60fpsまで上げることができます。
PC(STEAM)版
解像度は4Kに対応、グラフィック「高」設定にして1080p/30fpsのゲームプレイが可能です。
ただし、ディスプレイ・グラフィックボードによって、設定可能な解像度が異なります。
また、PC向けのグラフィックオプションが追加されています。
PC(STEAM)版の推奨環境はこちらです。
http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/world/pc/より
なお、備考欄にグラフィック設定「高」で1080p/30fpsと記載があります。
これは30fps以上にできないという意味ではありません。
実際、PS4Proよりfpsは高く設定できます。
PCのグラフィックボードの性能が良ければ100fpsにすることも可能です。
ただ、fpsは高ければ高いほど画質が良いというわけではありません。
60fpsで十分かと思われます。
読み込み速度
ロード時間を検証された方の上動画を見ると、より快適に遊ぶならPC(STEAM)版が圧倒的に良いですね。
ロード時間の差は、比較すると一目瞭然!
PC版:約5秒
PS4版:約1分 調査拠点アステラ ~ 古代樹の森到着
PC版:約7秒
PS4版:約1分3秒 古代樹の森 ~ 調査拠点アステラ帰還
PC版:約2秒
PS4版:約34秒
ゲームの操作について
PS4版
PS4用ゲームコントローラーで操作します。
また、モンスターハンターワールドのPS4版は、リモートプレイに対応しています。
リモートプレイとは、PS4のゲームをPlayStationVitaで持ち運んで遊べる遊び方です。
接続方法は上動画をご覧ください。
PC(STEAM)版
STEAMコントローラーなどコントローラーでの操作だけではなく、マウス&キーボード操作にも対応しています。
キーボードでショートカットキーにアイテムを設定して、ボタン1つでアイテムを使用するなどの利点があります。
マルチプレイ、クロスプレイについて
同機種同士のマルチプレイは可能です。
ただ、別機種同士でマッチングできるマルチプレイ、つまり、クロスプレイはできません。
つまり、MHWのPS4版でPC(STEAM)版の友達とオンラインで遊ぶことはできず、その逆もできないということです。
MHWを友達とオンライン上で遊ぶには同じ機種でないと不可能であることはご理解ください。
PS4版
PS4版とのみマッチングが可能。
PS4をインターネットに接続し、Sony Entertainment Networkアカウント(SENアカウント)をひもづけ、PlayStation®Plusへ加入することででオンラインマルチプレイが可能です。
PC(STEAM)版
同じPC(STEAM)版のみとマッチングが可能。
PCをインターネットに接続し、Steamへサインインすればオンラインマルチプレイが可能です。
収集要素
呼び名が違うだけで、どちらもゲームソフトにおけるやり込み具合を表す指標です。
PS4版
トロフィー機能に対応
PC(STEAM)版
Steamの実績に対応
販売価格
PS4版とPC版の販売価格について。
PS4版の方が少し安くなっています。
PS4版
通常版(パッケージ版)が4,990円+税
現在は値下げされています。
PC(STEAM)版
PC(STEAM)版の通常版は、5,546円+税。
PS4版に比べると、画質等が良いこともあり、556円ほど割高になっています。
PC版はダウンロード版のみ。
いかなる方法でも売却できません。
こちらも現在は値下げされています。
ブロック機能
嫌な(遊びたくない)プレイヤーを拒否するブロック機能も異なります。
詳しくは下リンク先をご覧ください。
→ PS4版公式Webマニュアル(このプレイヤーと遊びたい/遊びたくない)
→ Steam版公式Webマニュアル(このプレイヤーと遊びたい/遊びたくない)
MODの有無
MODとは、ゲームのキャラクターの見た目やBGMを変えたり、落し物を位置を表示させたりとプレイを快適にするためのツールです。
MODは、PC版には存在しますが、PS4版にはありません。
受付嬢美人化MODもあるようですね。
かつては1位のダウンロード数だったようですよ!w
注意点としてMODには「チートMOD」があります。
使用していると垢バンになり、ゲームができなくなる可能性があります。
導入はくれぐれもご注意下さい。
オンラインゲームで他プレイヤーも遊ぶものなので、個人的にはMODは推奨しません。
クロスプレイができない理由
モンハンだけに限らず、クロスプレイができない理由を記載します。
コストがかかるため
何でクロスプレイできないの?と思うかもしれませんが、MHWのPS4サーバーはソニーのものを使っており、PC版とPS4板はサーバーが違うからです。
大きなサーバーはめちゃくちゃ維持費がかかります。
簡単に自社で購入することができません。
ですので、MHWのように大規模なオンラインゲームはソニーから借りているわけですね。
ちなみに世界一のオンラインゲームWoW(World of Warcraft)のサーバーは高級自動車(数千万円)が毎日1台買えるくらいのサーバーの維持費がかかっています。
もしもカプコンが自社でこのようなサーバー導入した場合、カプコンが大損してMHW自体ができなくなる可能性があるわけです。
プレイステーション本体が売れなくなるため
例えば、PS4のゲームとPCが一緒に遊べるようになるクロスプレイが可能になると、わざわざ友達と一緒に遊ぶためにPS4本体を購入しなくなります。
これまでクロスプレイができず制限があるために、一緒に遊ぶためにPS4を購入するパターンもあったのです。
https://enotakagame.info/mhw-shipment-number-record-high
MHWは海外でも売れているゲームです。
海外では日本のようにゲーム機を購入する文化はなく、PCが主体です。
よって、もし、クロスプレイが当たり前になったら、プレイステーションがこれまでよりも売れなくなり、大打撃をうける可能性があります。
よって、サーバーをソニーから借りているMHWは、簡単にPCとPS4のクロスプレイを許可することができないという大人の事情があります。
将来的にはクロスプレイが解禁される可能性もあり
2019年10月1日、WIRED社のインタビューでソニーエンターテイメントのCEO(社長)が「PS4のクロスプレイが正式に可能になりました。今後、全てのPS4ゲームはクロスプレイに対応できる。」と述べています。
既に「Fornite(フォーナイト)」、「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」ではクロスプレイのβテストが対応されるとのこと。
よって、モンハンワールドもクロスプレイに対応する可能性があります。
ただ、先ほど述べた本体が売れなくなる可能性があります。
よって、現在はほんの一部のタイトルのみのクロスプレイの開放になっています。
今後の発表を待ちましょう!
最後に
本体やコントローラー、アカウントの仕様にともない、一部異なる箇所はあるものの、基本的なゲーム内容は同一です。
PS4とPC版を比較してきましたが、違いは本日記事にしたくらいです。
最終的には、自分に合うほうを選択するのが1番良いと思います。
ちなみに2019年9月6日にはMHW:アイスボーンが販売されます。
この追加ディスクの入ったものを購入した方が良いかと思います。
これから始める方は「モンスターハンターワールドと「モンスターハンターワールド:アイスボーン」がセットになっており、お得です!
↑PS4版はこちら。