スクウェア・エニックスより2021年2月26日に発売されたNintendo Switch用ゲームソフト「ブレイブリーデフォルトII」のレビュー評価・感想記事です。
現在、販売本数は100万本を突破。
Steam版も2021年9月3日に発売されました。
(※)
Nintendo Switch以外でもSteam(PC)でも発売されています。
残念ながらPS4などのプレステでは2022年1月段階では発売されていません。
総合評価点
84点/100点
草刈りでバランスが壊れているものの、総合的に満足のいく作品でした。
独自の戦闘システム等もあり、個性は光っています。
悪い点
ブレイブリーデフォルトIIの欠点。
個人的に問題を感じた部分や、合わなかった点をレビューしていきます。
草刈りで武器やアイテム、お金が楽に取れすぎる
フィールドに生い茂る草は、武器をふるうと刈り取ることが可能です。
この草をひたすら刈り続ける事でお金(pq)や武器などのアイテムが楽に手に入ります。
更に強い武器や防具も出てきます。
これがたま~になら良いのですが、頻繁(ひんぱん)に取れますw
フィールドに宝箱がありますが、この草刈りのお陰で存在の意味がほぼありません。
草を刈って宝箱以上に良い額のお金や武器などが出ることがあります。
ただ、現実世界で草刈りの職業があります。
バイトでも時給1000円以上が普通。
草を刈ってお金稼ぎをするのは、ゲームでもありなのかもしれません。
ロード時間が長め
読み込み(ロード)時間が長めです。
10秒以上はありました。
任天堂スイッチのゲームの中では、かなり長いロード時間になります。
よって、やや気になる点ではありました。
良い点
ブレイブリーデフォルトIIの良い点。
個人的に素晴らしいなと思った点をレビューしていきます。
「ブレイブ&デフォルト」戦闘システム
ブレイブリーデフォルトIIでは「ブレイブ&デフォルト」という独自のシステムがあります。
ブレイブは「ターンの前借り」、デフォルトは「ターンの貯蓄」です。
普通RPGではターン制で1回ずつの行動を繰り返します。
この「ブレイブ&デフォルト」は、ターンを連続で使用し、1ターンで最大4回まで行動することができます。
しかし、最大4回も攻撃できる代わり、BPが0になるまで何もできない状態が続きます。
通常であれば3回待たないと何もできないので、「デフォルト」でBPをあらかじめ貯めておくと何もできないターンが減ります。
ボス戦などではカウンター攻撃やジャマーの頻度も高いため、何も考えずに使用するとカウンター連発で全滅したり、何もできないターンが続いてキツいために戦略的に使っていく必要があります。
僕は、この戦闘システムは単純ながらも非常に面白いなと思いました。
メイン&サポートジョブシステム
メインジョブとサポートジョブの組み合わせで、より多彩な個性を引き出すことができます。
ジョブの種類は全24職あります。
この中から2つを組み合わせる事ができます。
つまり、組み合わせ数は276通りもあるわけです。
ジョブは最初から持っているのではなく、ボスなどを倒して物語を進めると増えていきます。
この組み合わせだけで同じ敵でも戦局が大きく変わり、楽になることもありました。
非常に良くできています。
花丸。
フルボイス&魅力的な声優陣
フルボイスで物語は進められていきます。
主人公の声の武内駿輔(たけうち しゅんすけ)さんをはじめ、声優陣が物語を盛り上げてくれます。
https://enotakagame.info/bd2-voice-actor
ちびまる子ちゃんの丸尾くんや、「逆境無頼カイジ 破戒録篇」大槻などの声優さんも!
声優さんの声は本当に多彩で声を聴いても誰かわからないかもしれないです。
良BGM
スクエニといえば、グラフィックだけではなくBGM。
今作も非常に素晴らしく、誰が作曲しているのかと思えば前作の『ブレイブリーデフォルト』同様Revo氏でした。
主な作品として『進撃の巨人』の主題歌、Linked Horizon『心臓を捧げよ!』を担当されています。
他にも、ももいろクローバーZ『MOON PRIDE』、 アニメ『美少女戦士セーラームーンCrystal』オープニングテーマ。作詞・作曲・編曲などを担当されています。
難易度
ゲームの難易度はやや高めです。
特にボスが強いです。
確率で「カウンター」を持っているボスが多く、味方全員にカウンター攻撃をしてくる時もあるため、反撃だけで全滅することもありました。
「ジャマー」と呼ばれるこちらのアイテム使用などに反応するものがあり、ステータスUPや回復などを行うために倒しにくかった点もあります。
またボスも「ブレイブ&デフォルト」で4回連続攻撃をしてくる時もありました。
それゆえにキャラをきっちり強化したり、消費アイテムや防具などを準備して対策をたてないと負ける時が多々ありました。
ただし、難易度は3段階あり、システムでいつでも変更できます。
上記は、真ん中の難易度ノーマルの話です。
ボスなどが倒せない場合は、1番優しいイージーに変更すれば大幅に難易度が落ちます。
また、最も難しいハードにすれば倒すのが更に難しくなります。
Steam版との違い
ゲーム内容の違いは、特にありません。
比較動画などを見ると、違いは以下です。
Steam版になって欠点が向上されているようですね。
・グラフィック向上
・フレームレート向上
・ロード時間短縮(約2秒)
・カクツキ(処理落ち)がなくなった
とはいえ、僕はSwitch版でロード時間以外は特に気にならない程度でした。
グラフィックもswitchで十分だと思えるレベル。
僕は任天堂のファミコン時代からゲームをしているので、むしろ少し悪いぐらいの方が温かみを感じるくらいです。
・ブログ新記事1つ
・記事修正1記事
・他ブログ2記事1年分のアプデによる記事修正が大変w
今後、普遍的なレビューやオフラインの攻略(疑問解決)系を増やしていくことにしました。
とりあえずswitchのスクエニRPGの「ブレイブリーデフォルトII」面白いっす🤗 pic.twitter.com/xkvsBYn2Da
— エノタカ (@enotakagame) January 11, 2022
▲僕が遊んでいる時のswitchゲーム画像。
これで問題があるならSteam版の方が良いと思います。
あとSteamには良くセールがあって価格が時々安くなったり、スイッチ版はダウンロード版以外もありますから売却することもできます。
製品情報
タイトル | ブレイブリーデフォルトII |
発売日 |
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希望小売価格 | 7,480円(税込) |
音楽 | Revo |
開発 | クレイテックワークス |
シナリオ | F.E.A.R. |
プレイ人数 | 1人 |
CERO | C |
ジャンル | RPG |
対応機種 | Nintendo Switch™、Steam® |
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