「ドラゴンクエスト3~そして伝説へ~」の任天堂スイッチ版をクリアしたのでレビューします!
なお、僕は原作のドラクエ3のファミコン版をクリアした経験があり、ドラクエ2&9(今後やる予定)以外は過去にクリアしています。
特にドラクエ7は300時間以上遊んでいます。
RPG好きのFF・ドラクエ世代です。
※SFC・PS4・3DS版などのドラクエ3はプレイしておらず、あくまでも原作とswitch版を遊んだ人が書いた記事であることはご理解ください。
※記事にはネタバレがあります!
紹介動画
どんな感じなんだろう?と実際のゲーム画像を見たい方はご覧下さい。
ただし、ネタバレと感じる部分もあるかもしれません。
sのあたりは、ご理解ください。
任天堂スイッチ版ドラクエ3の感想・評価レビュー
点数的には84点(100点満点中)
ドラクエは約5年前に発売されたドラクエ11以来で久しぶりということもあり、オープニングのBGMで鳥肌が立つほど懐かしく感動しました。
過去に長い間ドラクエを遊んでいた人で久しぶりに遊ぶ人は、ゲーム内のBGMを聞くだけでも感動すると思います。
※BGMに関しては、多少アレンジされているという感想です。
遊んでいて、よく過去に遊んだドラクエと記憶がごっちゃごっちゃになりました。
例えば、ダーマ神殿の転職でバトルマスターになれると思っていましたw
※ドラクエ3の上位職は賢者のみ
「戦士の武道家をレベル20までなれたのになぜバトルマスターに転職できない!?」
「いや、まてよ・・・あれはドラクエ7だった!」という感じです。
※最初にドラクエでバトルマスターが登場したのはドラクエ6です
何故か戦士と武道家がレベル20で転職できるとも思っていましたw
・・・人の記憶とはあいまいなものです。
ゲームの攻略に関しては、原作とほぼ同じ。
最後のボスまでサクサク進みました。
詳細は避けますが、王座の裏側を調べるとか、「ようせいのふえ」の場所など記憶はあいまいでも心で記憶していました。
レベル上げもダーマ神殿の北にあるガルナの塔の5階のメタルスライム狩りです。
これも心で記憶していました。
メタルスライムの出現率も恐らく当時とわからないでしょう。
当時のように高い確率でメタルスライムが出るのでレベルもサクサク上がります。
ちなみに僕はファミコン版では、ジパングの洞窟でメタルスライム狩りをしていました。
なぜなら、8体出現し、ジパングにルーラして1歩動くだけで行ける洞窟だからです。
※ただ、出現率が低いのでメタルスライムのレベル上げはガルナの塔5Fの方が良いです。しかもガルナの塔の5Fの敵は「すばやさのたね」「いのちのきのみ」も落とします。
この情報は、今のほとんどのリメイク版の攻略サイトには載っていないないです。
ただ、ファミコン版の当時は有名なレベル上げの場所でした。
switch版でも原作のようにメタルスライム8体が出現して嬉しかったです。
こういった過去の記憶との重ね合わせや答え合わせ、懐かしさもあり、そういった点も楽しめたことから非常に高評価のレビューとなりました。
過去に1度もドラクエを遊んだことが無ければ評価は変わっていたかもしれません。
ただ、自分はとても満足しました。
ファミコン版(原作)とリメイク版(switch)の違い
原作のドラクエ3は、1988年2月10日にスクエニがまだエニックス時代に発売しました。
その原作とリメイクされたswitch版の違いを書いていきます。
なお、3DS版などであったとされる「すごろく」はありません。
一部では劣化版と言われていますが、それは、Nintendo Switch版は、スマホ版ドラクエ3がベースになっているようです。
またリメイク版の「HD-2D版 ドラゴンクエスト3」ではなく、あくまでも原作のドラクエ3をもとにつくられた作品となっています。
グラフィックの向上
昔のドット絵からグラフィックが格段に向上しました。
戦闘画面には、背景が表示されるようになっています。
敵はイラスト表示です。
原作のドラクエ3の戦闘画面。
近年のドラクエ作品では当たり前の背景ありですが、当時の背景は真っ暗。
敵も粗いドッド絵でした。
街並などは、原作のようにドッド絵でした。
ただ、格段にグラフィックが向上しています。
▲原作のドラクエ3のゲーム画像
背景がドッドでキャラはイラスト。
この謎仕様には、なにやら大人の事情がありそうですね。
オリジナル要素の追加
ゲーム開始前に原作にはない性格診断があります。
質問やイベントの選択で性格が決まります。
性格に応じて、ステータス補正がかかり、後の成長に変化が出てきます。
例えば、「ちからじまん」なら「ちから」の成長が大きくて戦士等に向いた性格になります。
僕は1回目のあたまでっかちが気に入らなかったため2回性格診断やりました。
なぜなら、脳筋勇者として「ちから」を上げたかったからです。
が、どちらも「あたまでっかち」「ずのうめいせき」で「かしこさ」があがりやすい性格でした。
性格が決まると褒められる点とディスられる点がありましたw
例えば、「あたまでっかち」だと知識や理屈はたつが、それが先行して行動や経験が伴わない、単純に物理的に頭のデカい人と言われます。
「ずのうめいせき」だと思考や判断力がくもりなく、はっきりしている聡明さはあるが、内心、他人を馬鹿にしていると言われます。
ひ、ひどい・・・
※なお、全くディスられず、褒め殺しのような時もありました。
上の最近取った紹介動画ではその結果になっています。
さて、話を戻します。
性格は後に条件を満たすことで変化させることができます。
攻略サイトなどで調べると、性格を狙ったものにする攻略法は書かれていますが、後に変化させることができるので、あまり気にする必要はないと思います。
後は原作にはなかったクリア後の要素が追加されていました。
上画像は「ゼニスの城」付近の敵です。
ゼニスの城は原作のファミコン版ではありません。
BGMや映像、効果音
一部のBGMや効果音が変更されています。
例えば、BGMは、フィールド曲がオーケストラ版の壮大なイントロから始まります。
また、効果音に関しては、呪文の効果音が派手になり、グラフィックで表現されています。
システム面の向上
原作のドラクエ3とは違い、親切になっていることは感じました。
例えば、何か落ちていたり等の「しらべる」と何かある場所に到達すると「!」マークが表示されるようになっており、アイテムが見つけやすくなりました。
アイテムがある等の調べられる場所があれば「!」が表示されるために、小さなメダル集めなどが原作に比べて格段に楽になっています。
原作では、通りかかるだけではわからず「しらべる」コマンドで見つだす必要があり、小さなメダル集めは大変でした・・・。
1週目でサクサククリアまで進んだ際も自力で90枚(最大110枚)ほど集められています。
小さなメダル集めは一例で、当時のファミコン版に比べるとあらゆる面で親切設計です。
よって、システム面は格段に向上しています。
クリア時間とレベルの目安
▲ネタバレを避けるためにラスボスはモザイク、名前は消していますが、クリアすれば原作のラスボスであることがわかると思います。
原作のラスボスの所までのクリア時間は約20時間ほど。
(ネットでググると平均25~50時間くらいは遊べる模様)
攻略情報や原作の記憶がなくても住民に話してヒントをもらえたりと謎解きのRPGとしては攻略は楽な部類であると思います。
ただ、普通にストーリーを進めながらラスボスを倒すのは大変で、多くの人はメタルスライム等を倒してレベル上げをする必要はあるでしょう。
▼クリア時のキャラレベルと職業
・勇者Lv41
・武道家Lv39(戦士Lv20から転職)
・賢者Lv37(僧侶Lv20から転職)
・賢者Lv29(魔法使いLv30から転職)
転職したキャラは前職の能力を受け継いでおり低レベルからHPMP共に高いです。よって、ある程度の低レベルでも大丈夫です。
ちなみに原作のドラクエ3の低レベルクリアにてパーティの平均レベル5以下でラスボスを倒した人がいます。
ドラクエ3低レベルボス撃破youtube動画であがっていました。
ラスボス戦では、やくそうのダメージ1~255ダメやじごくのよろい等の呪い防具の攻撃呪文のダメージ1/4軽減効果を上手く使っていますね。
呪い装備は体が動かなりますが、道具を使用するときは動けなくなる呪いが出ないんですよね。
途中まで賢者Lv52(ラスボス戦では死んでいる)でここまでたどりついた等、ボスだけに特化して練り上げた攻略で低レベルクリアをした頭の良い方だと感じました。
※ラスボスがわかるのでリンクを踏むのは自己責任で!
ゲーム概要
ドラクエ3の価格や発売日などの基本情報を記載します。
価格
1650円(税込)
発売日
2019年9月27日(金)
プレイ人数
1人
ジャンル
RPG
▲ドラクエ2リメイク版レビュー