ファイナルファンタジーが初めて世の中に登場してから30年以上が経ちます。
名前の「ファイナル(最後の)」に反して、全然、最後じゃなかったりしますw
既にメインストーリーだけで15作品。
さらにスピンオフ作品やアニメなども多くリリースされています。
最近でもファイナルファンタジーVIIリメイクの大ヒットや、PlayStation5で期待されるファイナルファンタジーXVI(16)のリリースが待ち遠しいですね。
これからもファイナルファンタジーシリーズは、世界中のファンを惹きつけ続けることでしょう。
そして、物語の中心で輝く主人公たちが、ファンの心に刻まれる存在となっていくことでしょう。
ファイナルファンタジー、ことFFシリーズの魅力といえば、引き込まれるような物語、鮮烈な世界観やグラフィック、楽しいゲームプレイが挙げられますが、その中でもプレイヤーに心に残る存在が物語に登場する個性豊かなキャラクターです。
ストーリーが進むごとに増えていくパーティーメンバーの中から、新たなお気に入りのキャラクターを見つけ出す楽しみがあります。
特に主人公たちの活躍がファンの心をつかんで離しません。
冒険の始まりから共に歩む主人公たちには特別な愛着が生まれます。
また、彼らが魅力的でクールなキャラクターであることも、ファンの心を掴む要因となっています。
そこで、本日は、歴代FF主人公の中からベスト8の主人公を独断と偏見で選んでみました!
8位:ヴァン
ファイナルファンタジー12の主人公。
孤児でありながら空賊を目指し、自分の故郷を支配する帝国からいつか逃れる夢を抱いて過ごしています。
意志が強く、共感力に富んだヴァンは、魅力的な主人公であり、他のキャラクターが輝く時には場を譲ることもできる人物です。
ヴァンは物語の主役ではありますが、歴代主人公の中で最も主人公らしくない主人公とも言われ、仲間のヴァルフレアが主人公だとも一部のファンから言われているほど。
実際、仲間たちがヴァンを引っ張っていく役割を担っており、ヴァンの視点は彼らの物語を楽しむための最適な視点となっています。
名言:「オイオイヨ!」
飛び降りろ!の空耳セリフでネット上でのヴァンのあだ名にもなりました。
7位:バッツ
ファイナルファンタジー5の主人公。
彼の明るく楽しい性格と、励ましの言葉が絶えない姿勢は、ファンに長く愛されてきました。
頭は固い方で、物事にすぐに気づかないことが多いバッツですが、その愛すべき性格は、シリーズの他の成熟した感じや神秘的な主人公たちとは一線を画しています。
彼が証明してくれるのは、機転が利くことや常に愛想が良くなくとも、愛される主人公になれるということです。
名言:「どっちでもいいさ!ファリスはファリスだ。」
ファリスが女であったが、男のフリをしていたことがバレた時にバッツが発した言葉。
6位:スコール
ファイナルファンタジー8の主人公。
スコールは歴代シリーズの中でも最も孤高の主人公の一人として登場しました。
人の気持ちを理解できず、冒険の初めから自分に負わされる責任に対しても嫌悪感を抱いています。
物語が進むにつれて、彼のトラウマによる幼少期が現在の他人との距離を置く原因であることが明らかになってきます。
また、スコールの無愛想な態度の裏には、正義感から自分や他人に対して正しいことを行いたいという素直な思いがあります。
仲間と試練を乗り越えていくことでの信頼と愛情を受け入れ、逆に与えることを学ぶ過程で彼に共感することができます。
名言:「だったら壁にでも話してろよ。」
キスティスがスコールに話していた時に返した言葉。
これ以上、面倒ごとに巻き込まれたくない時に発したスコールのセリフです。
黙って聞いていれば良いのに冷たいじゃないか!という方もいましたが、セリフの前に様々な激務をこなしており、特に忙しい男性に多くの共感を得られたセリフでもあります。
5位:セシル
ファイナルファンタジー4の主人公。
前3作品も確かに魅力的なキャストが揃っていますが、ファイナルファンタジー4は初めて世界中のファンを魅了する主人公セシルを登場させました。
物語の始まりでは、セシルはダークナイトとして、国王の命令に従っているものの、次第に事態が怪しくなることに疑念を抱くようになります。
しかし、ストーリーが進むにつれ、セシルがダークナイトからパラディン(闇の騎士から光の騎士)へと変貌するだけでなく、彼の揺るぎない勇気、思いやり、友達への献身が描かれます。
名言:「王様のベットで寝ちゃおうっと!」
前作のFF3のサスーン城のサラ姫のベッドで寝ると出てくる「おひめさまのベッドにねちゃおっと!」のパロディのセリフ。
まさか真面目なセシルに言わせるとは・・・w
ファブール城の王の部屋のベッド内に入ると聞けますよっ!
4位:ティーダ
ファイナルファンタジー10の主人公。
ブリッツボールのプロ選手。
10は、シリーズの中でも特に興味深い個性豊かな仲間たちが登場し、それぞれのバックストーリーに感情移入できるほどで泣くファンも多くいたとか。
しかし、物語の中心となるのは疑いなく主人公のティーダ。
家族間のトラウマによって人生の進路が大きく左右されたティーダは、自分を超えた何かに巻き込まれながらも、長年探し求めていた答えを旅の中で見つけ出します。
共感できる時もあれば、弱さを見せることもあり、イラッとくる時もある彼は、仲間を大切にし、危険を恐れないカリスマ的な主人公でした。
名言:「青くてもいい!オトナぶってカッコつけてさ。言いたいことも言えないなんて絶対イヤだ!そんなんじゃ、何も変えられない!オレ・・・この青さはなくさない。」
仲間たちが誰が究極召喚になるか悩んでる中で発したティーダのセリフ。
大人になると言いたい事も言えずに臭いものにはフタをしろとなる世の中。
刺さった人も多いと思います。
3位:ジダン
ファイナルファンタジー9の主人公。
過去の2作のダークな主人公とは一味違った、明るく人懐っこいジタン。
いわゆる陽キャです。
ゲーム冒頭でちょっぴり胡散臭い盗賊としてスタートする彼ですが、すぐにその本当の姿が明らかになり、友達のためなら何でもする熱い情熱を持つ人物であることもわかります。
ジタンの気さくな性格と不屈の勇気が絶妙に絡み合い、シリーズ内でも心に残る主人公の一人となっています。
名言:「誰かを助けるのに理由がいるのかい?」
キャラのキャッチコピーにもなっているジダンの名言。
理屈よりも本能に従うジダンの性格が良くわかります。
2位:ライトニング
ファイナルファンタジー13の主人公。
ライトニングは、最初は他人との距離を保ち、孤高のキャラクターと思えるような登場をします。
実際、彼女は最初のうちは他人に対してあまり心を開かず、自分の行動が他人に与える影響をあまり気にしていないように見えます。
しかし、彼女が仲間たちと過ごし、戦いの中で絆を深めることで、より思いやりのある愛情深い人物へと成長していきます。
特に、若いホープとの関係が良かったです。
彼女を母親のように見るホープが、ライトニングを和らげつつ、仲間を大切にしながらも、いつもの気丈で強い彼女でいることを気づかせます。
名言:「前だけ見てろ、背中は守る」
ライトニングが物語の中で成長しつつあるホープに放ったセリフ。
物語序盤は頼りにならなかったポープが成長したことで前を彼に任せつつ、後ろは自分が守ると安心感も同時に与えるという名言。
1位:クラウド
ファイナルファンタジー7の主人公。
ゲーム界で最も有名なシリーズのキャストの一つと言えば、ファイナルファンタジー7の登場キャラクターたちでしょう。
心優しい花売りのエアリスから、謎めいた殺人鬼の敵セフィロスまで、シリーズ屈指の愛されるキャラクターが勢ぞろいしています。
しかし、ゲームが始まって列車がミッドガルに入り、金髪にトゲトゲの髪型のクラウドが屋根から飛び降りるシーンから、物語の主役が誰であるかは明白。
クラウドは、そのクールな見た目や象徴的でもある両手剣のバスターソードだけでなく、繰り返される悲しみと喪失に立ち向かい続ける彼の物語が、20年以上もの間、プレイヤーたちに強く愛される理由です。
彼は苦悩し、明るく陽気な性格ではないかもしれません。
しかし、その揺るぎないカッコよさと広範なファンへの影響力が、彼をファイナルファンタジーの代表的な主人公にしています。
性格は、寡黙なスコールと似ているのですが、スコールよりも人気が非常に高いのは、中二病ぽい発言や姿、時には女装やボケをかますなどスキがある点が大きいと思います。
名言:「・・・ナントカ」
ゴールドソーサでユフィとデートすることが出来ます。
その際、ユフィがクラウドの頬にキスをします。
沈黙が流れ、ユフィが沈黙に耐えられず「なんとか言ってよー!」とクラウドに言った後、本当に「ナントカ」と言ってしまいますw
なお、そのセリフを発した後、クラウドはユフィにビンタされてしまいます!
名言2:「ここに女装に必要ななにかがある。俺にはわかるんだ。」
コルネオの館に潜入する際の女装イベントでクラウドがエリアスに発した名言。
もはや、以前から女装をしているプロの発するセリフのようですw
こういうボケのようなことを、時々、真面目にいうのがクラウドの愛される秘訣なのでしょう。