e-sports(イースポーツ)。
最近、この言葉を耳にする人も多いと思います。
現状のeスポーツの状況や、今後、日本で流行るのか?等を書いていきたいと思います。
e-sportsとは?
エレクトロニック・スポーツ(英: electronic sports)は、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ・競技として捉える際の名称である。「eSports」「e-Sports」「eスポーツ」等と省略した形で主に使われる。
一言でいうと「ゲームの強さ(勝敗)を競う」競技となります。
上動画のように1対1で戦うものや、複数人がチームを組んで戦うチーム戦まである。他スポーツ同様に勝ち続ければ優勝することができます。
海外では賞金総額27億円の大会もあり、非常に盛り上がっています。
eスポーツの話題が日本でも出てきた理由
eスポーツが日本でも有名になってきた背景としては、中国・杭州にて開催予定の2022年アジア競技大会(第19回大会)において、「eスポーツ」が種目として採用されると報道されたことにあります。
アジア大会(Asiad)は、45カ国の競技選手を抱えるオリンピックの次に大きなマルチスポーツイベント。
「eスポーツがオリンピック競技へ!」ということで徐々に盛り上がりを見せています。
しかし、実際はまだメダルがもらえる正式種目に決まったというわけではありません。
・2022年のアジア大会でeスポーツがメダル競技になるかは不確定である。
・アジア・オリンピック評議会は「eスポーツがメダル競技とされるには、1つの統治機関が必要」とコメント
・2018年ジャカルタ大会ではデモンストレーションとしての採用
実際、2018年8月末、eSports Observerではこのように報じられています。
現段階ではあくまでも「正式種目採用見込み」ということです。
2018年のジャカルタ大会でのデモンストレーションへ
8月18日から9月1日までインドネシアで開催されるジャカルタ大会ではesportsがデモンストレーションとして採用されました。
2018年ジャカルタ大会デモンストレーション競技種目
『ウイニングイレブン 2018(PRO EVOLUTION SOCCER 2018)』
『クラッシュ・ロワイヤル(Clash Royale)』
『StarCraft Ⅱ: Legacy of the Void』
『ハースストーン(Hearthstone)』
『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』
『Arena of Valor』
日本見事金メダル獲得!!おめでとうございます!!! pic.twitter.com/7plwt0tqJm
— 日本eスポーツ連合(JeSU) (@JeSUofficial) September 1, 2018
結果、ウイニングイレブン2018では日本代表は、見事、金メダルをとりました。
世界ではFIFAが競技種目になることが多いのですが、アジア大会では日本のウイニングイレブンこと「ウイイレ」が採用されたのも嬉しいです。おめでとう!
日本でeスポーツは流行るのか?
色々な意見がありますが、僕はe-sportsは流行ると思います。
「流行って欲しい」という希望的な意見でもありますね。
2018年現在、eスポーツは世界で約3億8,000万人が楽しんでいて、2021年には5億5,700万人に達すると言われています。世界有数の競技人口です。
一方、日本はNowzooのレポートによるとまだ390万人ほどでこれからです。
国内でeスポーツに関して否定的な意見が多いのは、eスポーツは日本人にとってまだ新しく、戸惑いや混乱が見られているように感じます。
正直な所、僕も急激な国内の盛り上がりに戸惑っている点があります。
報道もまだ少なく、2018年にジャカルタ大会の「ウイイレ」部門で日本人選手が金メダルをとったことも今日はじめて知った方も多いと思います。
2018年2月、日本のeスポーツ連盟「Jesu」が設立され、「eスポーツ元年」と呼ばれています。世界的な動きを見て国内での普及が急速に進んでいます。
国内でもプレイ人口が増え、プロ選手がピックアップされるようになってきました。おそらく、10年以内には、子供のなりたい職業ベスト10にはランクインされていると思います。
爆発的に流行させるには、プロ野球やプロサッカーのように高年棒のスター選手の誕生がポイントだと思っています。
現在は賞金の出所が問題となり、日本の法律に触れるために賞金付きの大会を国内で開くことに関しては、様々な場合で法律的に縛られているという状態です。しかし、このような状況も時間と共に解決していくと思います。
eスポーツは、ゲーム人口が増えることによって他国のように発展していくでしょう。