先週行われたeスポーツ大会の「エクストリーム・アジア・ファイナンシャル」の大会決勝戦でインドのオッティク・インディアのCS:GOチームの元メンバーであるクマワット選手がチート行為(※)していたことが発覚。
インドのeスポーツ連盟からあらゆるeSports関連イベントへの5年間の出場禁止が言い渡さることになりました。
(※)チート行為とは?
ゲームを優位に進めるため、制作者の意図しない動作をさせる不正行為をチート行為といいます。具体的にはありえない場所から攻撃して敵を倒したり、キャラクターが大幅に強化されるなどがあります。
クマワット選手は2017年にも大会でチートをしていたため、生涯BAN(永久追放)も検討されていましたが、結局は5年間という期間限定の出場禁止になりました。
ただし、5年もeスポーツ大会から離れていると勝負勘が大きく鈍ってしまうこともあり、事実上の引退と同様ともいえるでしょう。
The exact moment when admins at #eXTREMESLAND2018 caught forsaken and he attempted to delete the hack pic.twitter.com/rZG7aYBdbD
— CSGO2ASIA (@CSGO2ASIA) October 19, 2018
↑不正行為の場面
のち、クマワット選手は、彼のチームメイトは彼が不正行為をしているとは知らなかったと謝罪しています。
今回、不正行為を行った理由として次のように述べています。
勝利に対して、外部からの何の圧力はなかったが、今回の行為は、私自身が勝つために行った。
私は、ゲームのあらゆる面で完璧になりたかった。
私は自分の意思決定に自信を持っていて、ゲームの理解に自信がありましたが、間違った道を選んでいなければならないという自信の欠如を補うために自分の目標に自信を持っていませんでした。
また、チート行為は、チームの意向ではなく、あくまでも自発的に行ったと述べています。
その後、大会運営は、他のプレイヤーはチート行為が見つからなかったことを確認しました。
それでも、オッティク・インディアは、クマワット選手が捕まった直後に彼のチームであるCS:GOチームを解散させました。