ApexLegendsのキャラクター(レジェンド)ごとに比較してどれくらいヒットボックスが違うのか調べてみました。
※シーズン16のデータをもとにしています。
ヒットボックスについて知るべきこと
まず、ヒットボックスと、その当たり判定はアップデートで良く変更されています。
Apexのヒットボックスについて色々な所で検証されていますが、走っている時、銃を構えている時、ジャンプ時、しゃがみ時、立ち時などそのレジェンドのモーション、すなわち、状態次第でヒットボックスの大きさは変わることをまずは理解する必要があります。
例えば、シーズン6でレジェンドの1人であるレイスの前がかりなダッシュ(走り)である「ナルト走り」が削除されました。
これはナルト走りをしたレイスが更に小柄になって大きな影響を与えていたからです。
Apexの「アフターマーケット」のパッチノートでレイスのナルト走りを削除した理由として、こう書かれています。
彼女独自のダッシュモーションが(背中を丸める動作によって)体勢を下げる働きを担っている程度が判明し、敵にとっては着弾領域が狭まっていたことが明らかになりました。あまり大きな違いには思えないでしょうが、彼女の当り判定がそもそも小さかったことを加味すると、大きなアドバンテージが生じていたのです。
しゃがむだけでも相当ヒットボックスは狭くなります。
本日、記事にするヒットボックスは銃を構えた時です。
状況によっては、ヒットボックスの大きさは変わります。
Apexシーズン16レジェンドヒットボックスランキング
※小さい順です。
順位 | レジェンド名 | 大きさ(ピクセル数) |
1位 | クリプト | 83000 |
2位 | バンガロール | 84000 |
3位 | レイス | 85000 |
4位 | ホライゾン | 86000 |
4位 | カタリスト | 86000 |
6位 | パスファインダー | 89000 |
7位 | アッシュ | 90000 |
8位 | オクタン | 91000 |
9位 | ヴァルキリー | 93000 |
10位 | マッドマギー | 95000 |
10位 | ローバ | 95000 |
12位 | ヴァンテージ | 97000 |
13位 | ライフライン | 98000 |
14位 | ワットソン | 99000 |
15位 | レヴナント | 101000 |
16位 | シア | 103000 |
17位 | ブラッドハウンド | 105000 |
18位 | ランパート | 107000 |
19位 | ヒューズ | 108000 |
20位 | ミラージュ | 111000 |
21位 | コースティック | 120000 |
22位 | ニューキャッスル | 141000 |
23位 | ジブラルタル | 142000 |
※順位は小さい順
※銃を構えた際のヒットボックスです。
ヒットボックスの歴史
Apexのヒットボックスの歴史を書いています。
Apexは2019年2月から開始されましたが、ヒットボックスはめちゃくちゃ変わっています。
現時点のヒットボックスのことのではないのでご注意下さい。
こんなことがあったんだなーという感じでみると面白いかも。
最初のヒットボックスの変化は、シーズン1から既に始まっていました。
アップデート1.05でジブラルタル / コースティック / パスファインダーのヒットボックスがレジェンドの外見と同様に調整されました。
(原文はSeason 1: Wild Frontier Patch Notesに書かれています。)
今後もこのようにヒットボックスは随時変更される可能性があることは最初にご理解下さい。
シーズン1から既に調整がはいっていたパスファインダーでしたが、その後も何度もヒットボックスを調整されています。
かつて、パスファインダーは一瞬で高所をとれる強レジェンドでプロの大会でもほぼパーティに1人はいました。
よって、当時のパスファインダーのヒットボックスの調整は非常に難航しており、頻繁にヒットボックスが調整されています。
当初、パスファインダーは当たり判定も大きすぎでした。
なんとコースティック並みにあったんです!w
それからパスファインダーは、小柄のパッシブがつけられるほど急速にスリム化しました。
ちなみにパスファイダーは以前は当たっていた肩の部分が当たらなくなっているとか。
トレーニングモードで試すとわかるのですが、当たらない部分が増えました。
少なくとも赤丸の所は当たりませんでした。
正直、修正後のパスファインダーの足の部分を当てるのはかなり難しいと感じています。
狙うのは上半身の中心しかないという感じがしました。
初期のパスは身長が高くて幅が狭い棒みたいな当たり判定で身長188cmなのに小柄のパッシブがあったりとめちゃくちゃでしたw
なお、シーズン5開始段階での当たり判定は小さい順に以下のようになっていました。
()内の大きさはおおよそです。
ジブラルタルは最大のヒットボックスですが、体の約1/3を隠すガンシールドがあります。
▲これまででは、公式によるパスファインダーの調整が多すぎですw
高所がとれる強キャラということで今後も調整が入っていくでしょう。
なお、今でこそピクセル検証されている方がいましたが、当時は大雑把なヒットボックス検証でした。それでも非常にありがたいものです。
そして、以前のジブラルタルはレイスの33平方センチメートルに対して、79平方センチメートルと2.7倍もあったことが伝わっています。
コースティックやジブラルタルは当たり判定が当時最小だったレイスの倍以上ありました。
ちなみに現在は上ツイートからヒットボックスは、かなり小さくなりました。
とはいえ、ジブラルタルやコースティックは当たりやすい事はかわらず、的が大きいコースティックとジブラルタルはアップデート1.1.1(詳細は、エーペックスレジェンズ – 4月16日 ゲームアップデート1.1.1)でパッシブ「鉄壁」が導入されました。
被ダメージが10%ほど軽減されています。
スキンによってヒットボックスは変わる?
結論から述べるとスキン(見た目装備)でヒットボックスは変わりません。
そもそも、Apexでは販売しているスキンもあり、ゲームに大きく影響するものを販売したとなれば大問題です。
わざわざ検証している海外の方もいます。
昔、このレイスのスキンだと当たり判定がぶっ壊れるという噂がありました。
実装時には不具合で違いがあるかもしれませんが、そんなことがあったら修正が入るはずです。
ヒットボックスは、何故、たびたび変化するのか?
アップデートでヒットボックス(当たり判定)が頻繁に変わって困っている人もいると思います。
僕もそうです。ブログの更新が面倒くさい。
過去、パスファインダーが当たりやすくなったり難しくなったりと毎回変化したり、ジブラルタルがスリム化など可笑しな事も起こっています。
しかし、なぜここまでヒットボックスが変化するのでしょうか?
それはキャラクターのバランスがうまく整っていないからです。
バランスの悪さは、以前の世界大会決勝の20チームのレジェンド構成を見ればわかります。
この時は、全チームが、パスファインダー、レイス、ワットソンという構成でした。
つまり、各レジェンドの強さに差があるので、特定のキャラに集中してしまいバランスが悪いうちはヒットボックスをかえざろう得ないということでしょう。
ただ、ApexLegendsが始まってから開始2年も経っていません。
ある程度はヒットボックスが調整された感もあります。
今後はキャラ調整はアビリティ等に変化をつけ、ヒットボックスにはあまり大きな変化がないかと思われます。
後はヒットボックスの判定におかしな点があるからです。
例えば、シーズン4から追加されたレヴナントですが、かなりヒットボックスが大きく問題になっていましたね。(シーズン4開始時のデータ)
5% Damage increase doesnt seem justified for Revenant. His Hitbox is actually pretty disjointed in many areas from apexlegends
その原因の1つに布の部分にヒットしてもダメージが入る点ですw
海外のReddit(掲示板)で投稿された5% Damage increase doesnt seem justified for Revenant. His Hitbox is actually pretty disjointed in many areasの検証動画によるとレヴナントの布の部分にまでダメージが当たっており問題視されていました。
レヴナントは通常パッシブで被ダメ+5%のデメリットもあるため、今後、修正される可能性はあると思います。
シーズン5から登場のローバもヒットボックスは大きいです。
ローバは女性キャラ最大の大きさにも関わらず、あたらないはずの脇下に当たり判定があるのがデメリットです。
このように普通なら絶対に当たらない部分が当たってしまうというありえない点で設定がおかしな部分があり、修正する事でヒットボックスが今後も変化する可能性があります。
▲各レジェンドの移動速度について書いています。
▲神ゲーであるApexLegendsのレビュー記事も書いています。