ゲーム専用の椅子であるゲーミングチェアが安さや使い心地の良さから急速に普及。
最近では、ゲーマーでなくても人気Youtuberなどが普通にゲーミングチェアに座っている様子も見られます。
では実際にどうなのか?
僕が試しに初購入して本当に良いのか実際に試してみました。
結論からいうと、今年、購入したものの中で1番良かったものがゲーミングチェアだと感じています。
しかし、購入の際に注意すべき点、事前に知っておけばよかったと思うこともあります。
そこで「購入前に知るべきこと」も書いていきます。
これからゲーム用の椅子(イス)を購入して見たいと考えていたり、どうしようかなーと迷っている方は、良かったらご覧ください。
ゲーミングチェアについて
ゲーミングチェアについて記載します。
ゲーミングチェアとは?特徴について
ゲーム用の座椅子ゲーミングチェアは、普通の椅子と違い独自の特徴があります。
ビデオゲームの快適さを追求したものとして2000年前後に生まれたとされています。
もともと、ゲーミングチェアは、F1のようなスポーティな車を運転するときの感覚を再現するために作られました。
これが、現在のほとんどすべてのゲーミングチェアがカーシートのように見えるように設計されている理由です。
特徴としては、背もたれが非常に高く、側面が広がっています。
通常、座席の側面に追加パッドがあり、背もたれの側面は内側に少し曲がっています。
また、ほとんどのモデルでは、背もたれにある種の切り欠きがあり、スポーティーな外観をがあるのが特徴です。
全てではありませんが、アームの部分(アームレスト)が動いて高さが調節でき、角度を変えたり、回転させることもできます。
つまり、普通のワーキングチェアにはない機能が搭載されていることもあります。
「オットマン」と言われる足置きのようなものが付いているものもありますね。
カラー(色)は多色が存在しており、特に多いのは赤、青、黒ですね。
↑ゲーミングチェアの見本。
「GTRACING ゲーミングチェア リクライニング フットレスト キャスター付き 赤 GT909-RED」
ゲーム専用の椅子は、買うべきなのか?
結論から述べると「あると便利だが、必ずしも買う必要はない」です。
しかし、僕は「購入して良かった」と思っています。
長時間ゲームをしたり、イスに座って作業などをする方にとっては超おススメです!
アマゾンのタイムセール祭だったのでゲーミングチェアをポチり。
初めての購入で組み立てが結構大変でしたが、想像以上にいいですね。#ゲーミングチェア pic.twitter.com/saXAUvdmFt
— エノタカ (@enotakagame) November 3, 2019
まず特徴で記載したように背もたれが広く、普通の安価な座椅子に比べて圧倒的に座り心地が違い、通常の座椅子に比べると腰への負担が大きく変わります。
ただ、値段が現在だと安くても1万円以上します。
使い心地のよい座椅子は、ゲーミングチェア以外にもあります。
長時間ゲームをしたり、イスに座って作業などをしないのであれば無理して購入する必要もないなと思います。
こんな人におススメなゲーミングチェア
ゲーミングチェアの購入はこんな方にお勧めです。
・長時間ゲームやディスクワークをする方
・腰が悪い方(今後の腰痛対策)
・時々、寝たい方
僕はゲーム以外で、専業ブロガーで長時間のディスクワークをしています。
また、以前使っていた座椅子で今後の腰への負担が気になったこともあります。
まだ大丈夫ですが、アラフォーのおっさんで将来的には腰が悪くなりそうな気もします。
腰への負担を軽くするゲーミングチェアは早期の腰痛対策として良いなと思いました。
また、座椅子が深く倒れ、枕などもありますから時々寝ることもできます。
ちょっと寝たい時にも便利です。
ゲーミングチェアを購入する前に必ず注意すること!
ゲーミングチェアを購入する前に注意しておきたい点をいくつか記載します。
知らないと後で後悔することもあります!
耐荷重
ゲーミングチェアには、負荷に耐えられる重さの限界があります。
例えば、僕が購入したゲーミングチェアには120kg以上は推奨されていません。
殆どの方が大丈夫な重さに設定されていると思いますが、耐荷重を超えてしまうと直ぐに壊れてしまう可能性があります。
購入前にどこまで耐えられるのか?という「耐荷重」を事前確認した方が良いです。
組み立て式かどうか?
Amazonなどの通販で購入するゲーミングチェアは、基本的に自分で組み立てます。
僕は組立時、ボルトでネジを閉めたり、保護カバーを自分で取り付けたりしました。
プラモデル感覚で40分前後でつくれます。
ゲーミングチェアには、すでに組み立て終わった「組立完成品」も販売されています。
プラモデルのような工作が苦手な方は、あらかじめ完成してすぐに使える組立完成品を購入すると良いでしょう。
ゲーミングチェアの組立は難しい?
ゲーミングチェアの組立のイメージは上動画のような感じです。
組立は自体はそれほど難しくないと思いますが、ネジ(ボルト)を閉める際に重さを支えて固定する必要があり、1人ではネジが閉めにくかったですね。
2人以上だとゲーミングチェアの組立は楽になると思います。
ゲーミングチェアの重量、意外と重い?
自分で組み立てる場合、「質量」は確認しておきたい点です。
ゲーミングチェアは想像以上に重いです。
僕が購入したゲーミングチェアの組立説明書には2人以上で作成することが推奨されているほどの重さで結構大変でした。
ちなみに僕の購入したゲーミングチェアの質量は19kgほどでした。
(ネットウェートは商品自体の 重さ(正味重量)、グロースウェートは商品が梱包された状態での重量を意味します。)
腰痛対策で購入したつもりが、組立段階の重さから腰痛になってしまっては元も子もないのでご注意ください。
ゲーミングチェアの大きさについて
現在、日本で販売されている主なゲーミングチェアは、海外サイズのものが多いです。
よって、日本人にとって多くのゲーミングチェアは少し大きく感じることもあります。
実際、僕の身長は182cmほどありますが、日本の一般的な座椅子に比べて大きいなと感じました。
座面から床の高さは、1番低くて丁度よい感じです。
最低の設定でも大きすぎることもあります。
自分の体のサイズを測って大きさが合うかどうか、組立て後の大きさを事前に確認しておくと良いと思います。
ただ、「大は小を兼ねる」ということわざがあるように大きい分にはゆったりできます。
小さいよりは大きい方が良いです。
ゲーミングチェアの机との高さ等の関係
イスが大きすぎることで1番問題になるのは、机の高さとの関係です。
座面から床、肘(ひじ)かけの高さなど、お持ちの机の高さにあうかどうかチェックしておくと良いでしょう。
この最適な高さはあなたの体のサイズで変わってきます。
「机の高さと 椅子の座面の高さの関連性」等のサイトで自分に体に合った最適に近い机の高さを確認できます。
先ほども述べましたが、ゲーミングチェアは海外サイズのものが多く、一番低い座面でも高く感じるものが多いです。
よって、机をあまり高く調整できない場合は、合わない可能性があります。
ディスクワークを行う方は、特にチェックをしておくと良いでしょう。
ゲーミングチェアの倒れる角度
ゲーミングチェアにより倒れる椅子の角度が違います。
大抵は150度くらいは倒れますが、中には30度というものもありました。
事前に確認しておくと良いでしょう。
特殊なもので180度倒せます。
それらは大抵「リクライニング 180度」などと検索すると出てきます。
脚部があるかどうか
ただし、180度倒れるものは脚部が付属されていない無いものがありましたので、購入前にはご確認下さい。
180度倒すと重さで危ないので、この脚部がないことが多々あります。
↑こちらが代表的な180度倒せる椅子「GTRACING ゲーミングチェア 座椅子 180度リクライニング ハイバック 可動肘 ヘッドレスト クッション付き 一年無償部品交換保証 青 (89-BLUE)」です。
このように、脚部がないゲーミングチェアもあることがわかると思います。
脚部がないものは、多々あります。
特に180度まで椅子を倒したい方はご確認下さい。
ちなみに僕の椅子は160度までが限界です。
しかし、頭から落ちそうな感覚になる時もあり、結構、怖い。
脚部があって180度まで傾斜できる場合は、付属されていると思います。
しかし、事故防止のために足置きのようなものがあった方が良いでしょう。
素材の種類
できれば素材の種類も確認しましょう。
・通気性の良いメッシュ
・本物のレーシングでも使われているカーボン
・触り心地が良く匂いがつきにくいPU(ポリウレタン)レザー
などの様々な素材が使われています。
保証
大抵のゲーミングチェアは保証がありますが、無いものもあるので確認します。
ゲーミングチェアは、安い買い物ではありません。
保証なしで万が一すぐに壊れてしまうと気分が悪くなると思います。
個人的にはいつ購入されたかわからない中古品はおススメできません。
試座してみる
レビューなどを見ると、素材の独特の匂いや、実際に座ってみた感覚を知りたいという方がいましたので記載します。
気になる方は、実店舗で試座(試しにイスに座ってみる)を推奨します。
通販だと座り心地は試すことができませんが、完成品を置いてある店舗であれば座り心地を試すことが可能なはずです。
東京の秋葉原などゲーミングチェアを試座できる場所があります。
「ゲーミングチェア / オフィスチェア「AKRacing」が体験できる 展示店舗紹介」などの記事で掲載されている場所で試座することができます。
今後は更に増えていくでしょう。
組立前のチェック項目
組立式のゲーミングチェアの組立前の注意点です。
まず組立部品が重い可能性があるので十分にご注意ください。
2人で組立てるなら楽勝です。
次に床に傷がつく可能性がある点。
特に床がフローリングの場合、その重さから傷がつきやすいです。
脚部のキャスターの取付時には、全体重を乗っけてはめ込むという作業もありました。
よって、作業前に傷がつかないようにマットなどをひいておくことをおすすめします。
マットが無ければ下布団などでも良いです。
最後に組立で、そこそこ場所をとります。
僕の購入した組立式は部品が多く、2~3畳のスペースはとりました。
ゲーミングチェア有名ブランド
ゲーミングチェアの購入は初めてで不安なので、ある程度信頼されているブランド物が欲しいと思う人もいるでしょう。
現在、「AKRacing」「DXRACER」などのゲーミングチェアが有名です。
↑ここら辺が売れ筋ですね。
「AKRacing」は価格は高めですが性能が非常に良く、「DXRACER」は安価で大衆向けのゲーミングチェアを販売しているという印象です。
また、「AKRacing」は中国、「DXRACER」は米国に本社があります。
現在は海外のゲーミングチェアを日本の直営店で販売されているという感じですね。
現在、売れているゲーミングチェアはこの2つが多いです。
評価されている商品でハズレを購入したくないのであれば、この2種類から選ぶと良いでしょう。
ゲーミングチェアの価格について
ゲーミングチェアの価格は、ここ数年で急速に安価になっています。
しかし、座り心地や素材が良いため普通の座椅子に比べると割高です。
現在、記事作成段階での一般的なゲーミングチェアで2万円ほどします。
ただ、長時間ゲームをする人やディスクワークの方にとっては、将来、腰痛になって医者にかかるとそれだけ負担になります。
今から僕のように「予防治療」として割り切って購入も良いでしょう。
セールを狙う
基本的にゲーミングチェアは、一般の座椅子に比べると割高です。
そこで、購入におススメなのは各店舗のセールを狙うことです。
例えば、僕が購入した「SKYE ゲーミングチェア オフィスチェア リクライニング 多機能 ゲーム用チェア 腰痛対策 ランバーサポート 角度調整可能 リクライニング機能付き ひじ掛け付き レザー 椅子『2年無償部品交換保証』 (レッド)」は記事作成段階で14,800円になっています。
僕が購入した時期はプライム会員のタイムセール中だったことから12,580円で購入できました。
場合によっては優先的に購入できたり、配送料が無料で更に安くなることから、Amazonで購入するならAmazonプライム会員に入ることも検討した方が良いでしょう。
特に年末商戦や、春の新学期前のセールは狙い目。
チェックしておくと良いでしょう。
高いと思うなら待つ
これらの安くなりそうな時期まで待つのもアリです!
また、今後、ゲーミングチェアは、ますます安価になります。
安いものであれば1万円、将来的には更に安くなると予想しています。
https://enotakagame.info/e-sports-trend
なぜ断言できるのかというと、現在のeスポーツの広がりや、過去の歴史からです。
競争が激化で、より安価で高性能なゲーミングチェアを入手しやすくなります。
少しずつ普及し始めたゲーミングチェア。
その背景には、eスポーツの広がりから業者が増え、競争が激しくなってきて価格設定を頑張っている点にあります。
そうなると、ソニーvsセガ等のハード戦争のように、最後に勝つのは安くて性能が良いものを販売している会社の商品です。
勿論、ハード戦争では、目玉ソフトの差もあったのですが、決定的なものは価格です。
これはゲームだけではなく、Amazon、ユニクロのような他の商品を販売している世界でも言えることです。
eスポーツなどでゲームがより盛んになり、多くのプレイヤーが生まれると大きな市場になります。
よりPC本体や付属品の競争が激しくなります。
勿論、ゲーミングチェアも競争から安価な価格まで下げてくるはずです。
よって、今の座椅子に不満が無ければ、あなたが思うある程度の価格まで待つのも良いと思います。
無理しての購入はおススメできません。
ただし、「AKRacing」のように性能を重視して、高額路線のものは、なかなか下げてこない可能性もあります。
なぜなら、価格には一切こだわらず、性能のみにこだわる方も世の中にいるからです。
素材や機能性の違い
価格差による違いは、主に素材や機能性の違いがあるからです。
僕の購入したゲーミングチェアは現時点で1万2800円と一般的なゲーミングチェアよりは安いです。
安い点は機能の差があるからです。
例えば、アームの部分(アームレスト)が動いて高さが調節できますが、角度を変えたり、回転させることはできません。
また、寝る際に足を伸ばして支えることができる足置き(オットマン)がありません。
スピーカーなども搭載されていません。
中にはゲーミングチェアにスピーカーが搭載されており、ヘッドフォンなしで高品質な音質が楽しめます。
寝る機能はともかく、高価なものは首や手首など角度や回転などのより細かい調節や多機能にすることが可能になり、よりあなたに合った理想の環境を作り出すことができます。
特にプロゲーマーで頂点、もしくはプロゲーマーを本気で目指している方は、価格よりも性能を重視された方が良いでしょう。
超一流は、道具にもこだわります。
ゲーミングチェアの中古品を購入するには?
メルカリ、ジモティー、ヤフオクなどで中古のゲーミングチェアが売買されています。
例えば、今、メルカリで「DXRacer DXR-BKN ブラック ゲーミングチェア」が9,000円で中古品が販売されていました。
これを現在アマゾンで新品で購入すると3万円近くかかります。
このように中古品だと非常に安価で購入することも可能です。
ただし、中古品であることから傷や汚れ、匂い、耐久性の劣化、部品の破損などの可能性がありデメリットもあります。
日本製(国産)のゲーミングチェアならバウヒュッテ(Bauhutte)
今のゲーミングチェアは海外が本社のブランドものが多いです。
一方、国産のゲーミングチェアもあります。
国産ブランドにこだわるなら、中でも「バウヒュッテ(Bauhutte) 」がおススメです。
大阪の国産家具メーカーが立ち上げたもので日本人の体格に合わせて作られています。
オフィスチェアより良いものなのか?
ゲーミングチェアは、オフィスチェアより良いものなのか?というと一概にそうだとは言い切れません。
世の中にはゲーミングチェアよりも高額で、機能が良いものもあります。
例えば、オフィスチェアでもレカロ製品などが代表的ですね。
リアルガチのスポーツカーで採用されているほど性能が良いです。
ただし、間違いなく言えることは、ゲーミングチェアはコスパが良いです。
このレカロ製品と比べると、価格の割に機能性が良いことがわかると思います。
世界一高い最高級のゲーミングチェア!価格はなんと、300万円越え!?
余談ですが、世界一高いゲーミングチェアでわかっているものは330万円ほど。
Lewis Hilsentegerさんという海外の方がフォーナイトを快適に遊ぶために資金をつぎ込んだということです。
シートを倒すと、画面やアームが最適な位置まで移動するというからヤバすぎますw
どんなゲーミングチェアなのか?
興味のある方は上動画を是非ご覧ください。